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自己紹介と投資を始めようと思ったきっかけ

自己紹介と経歴

はじめまして。ボトマプと申します。1988年生まれでこれを執筆している2023年10月時点で35歳です。2歳年下の妻、小学1年生と年少の娘がいます。日本人なら知らない人はいないと思われる某大企業に勤めている会社員です。

出身は佐賀県で、現在は埼玉県に在住しています。勤務先は東京都内なのですが、とても遠いので、ドアトゥドアで片道90分ほどかけて勤務しています。

公務員→ベンチャー企業社員→大企業社員

現在の勤務先になるまでに、2度の転職を経験しています。関東の大学院を修了後、地元の佐賀県で公立高校の教師として6年間勤務しました。そこでは、前例踏襲ばかりで新しい刺激が少なく、年功序列のため若手にばかり仕事が押し付けられ、多忙を極める一方で、定年間近の人たちが高収入でほとんど仕事をせずにいるという状況に強い違和感を抱いていました。特に、授業以外の多忙な業務が、本来やりたかった教育の実践を制約していました。このような状況から、成長できる環境を求めて、思い切って関東のベンチャー企業への転職を決断しました。そこでは、医学部予備校の正社員講師として採用され、理想とする教育を実践する環境を得ることができました。

ベンチャー企業での経験は非常に新鮮で、やりたかった教育の実現に向けて様々な試行錯誤ができました。担当する生徒たちにも非常に恵まれており、自分の理想とする教育を十分に提供することができました。国立医学部など難関大学への合格実績も上げることができ、残業もなく、安定した収入を得ることができる環境に満足していました。

しかし、予備校講師として2年目に突入した直後、新型コロナウイルスの影響が深刻化し、予備校業界全体が大きな打撃を受けました。この状況で、勤務していたベンチャー企業も大きな影響を受け、会社の存続が危ぶまれる状況に直面しました。入塾する生徒の質が低下していく中で(学力の低さだけでなく、無断欠席や宿題未提出などが増加していたことを含みます)、他の社員が退職し、人員不足が続く状況に、倒産の危機感を強く感じました。こうした状況を受け、安定した環境で成長できる新たな場所を求めて転職を決意し、現在の大手企業の教育系部署に転職いたしました。

大企業への転職前後の家計状況

大企業への転職を決断した理由はもう一つあります。家計がかなりしんどくなっていたからです。大企業への転職前、ベンチャー企業だったこともあり、ボーナスがありませんでした。さらに、娘たちも小さく、妻には子育てに専念してもらうため、在宅のライター業で無理のない範囲で働いてもらっていました。そんな状況だったため、世帯年収は低く、関東で暮らしていくにはお金が足りない状況が続いていました。結婚前の貯金を切り崩しながら生活していた状況でした。この状況を打破したいと思い、実行したのが「家賃を下げること」と「年収を上げること」でした。

駅徒歩5分で1LDKの物件に10万円払っていましたが、駅徒歩30分で2LDKの物件に引っ越して家賃は7万5,000円まで下げることができました。そして大企業への転職で年収を100万円上げることに成功しました。これで将来は安泰だと安心していました。

なぜかお金がたまらない

家賃が大幅に下がり、年収も増えたのに不思議なことにお金が貯まらない状況でした。タバコは吸わないしギャンブルもしない。お酒は家では飲まないなど、贅沢はしていないはずなのに、全然お金が貯まらないどころか収入よりも支出が多い状態で、貯金が少しずつ削られていきました。

原因はストレスの多い生活にあると考えています。ストレス解消のため、食費や娯楽にかけるお金が気づかないうちに増えていきました。大企業に新規事業の立ち上げメンバーとして転職したこともあり、1から自分たちで作り上げる部分が多く、労働時間がかなり増えてしまいました。1日の稼働時間が長く、移動時間も長いため、日が変わる頃に家に着く日も珍しくなく、毎日クタクタでした。少しでも寝たほうがよいと理解はしているものの、息抜きの時間が欲しく、帰宅後はだらだらとYouTubeを見て睡眠時間を削る毎日が続きました。こうしないと自分を保てないという感覚がありました。

ようやく訪れる休日でも、子どもたちと遊んだり、買い物や家事などに大半の時間を費やさなければならず、休みの日でも休めないというストレスがどんどん増えていきました。平日は私が家にいないことで妻にも負担をかけてしまっていて、妻も相当なストレスを抱えていました。

するとお互い何もする気が起きず、外食を頼りにする頻度が自然と増えたり、遊園地やプール、銭湯などの娯楽費がかさむようになっていました。そして、それが贅沢だという感覚がありませんでした。普段は精一杯頑張っているのだから、このくらいのご褒美がないとやっていけないという気持ちがありました。明らかに自分よりも収入が低いはずの人が豪華な車に乗っていたり、持ち家に住んでいたりする状況を見て、車も家も我慢しているのに全然楽になれず、しんどい状況でした。一時的にそれを解消するために外食や娯楽で浪費を繰り返していました。お金が貯まるはずがないですね、、、

底辺社員と自称する理由

転職前は自分で言うのも恥ずかしいですが、教員時代も予備校講師時代もかなり活躍していたと思います。それなりに自分の価値に自信がありました。だからこそ、それまでの経験を評価いただき、大企業への転職に成功したと考えています。

しかし、大企業に転職してみると、周りは能力が高い人が多く、自分がいかに能力の低い人間であるかを思い知りました。同期は全員出世したのに自分だけ未だに平社員のままです。1年に2回ある昇給のチャンスもこれまでの3年間で一度もものにできていません。私の会社の35歳の平均年収は850万円だそうですが全然その水準にいません。謙遜でもなんでもなく、新卒3年目の社員のほうが恐らく年収が高いです。35歳であれば1000万プレイヤーもたくさんいるのですが、私のような社員が平均を下げているということでしょう。

さらに、入社時からずっと担当してきたクライアントから「担当者を変えてほしい」と言われてしまいました。クライアントからすればあまりにも頼りない担当者ということだったようで、「大金を払っているのにこの程度のサービスしか受けれないのですか?」とこれまでのサービス内容に対する不満が爆発した結果でした。これが2023年8月のできごとです。

昇格昇給どころか成果に紐づいているボーナスが間違いなく減額されてしまう一撃となってしまいました。身を粉にして働いてるのに、会社にもクライアントにも全く評価されないまさしく底辺社員なわけです。

貯金が底をついて初めて目が覚めた

さらに追い打ちをかけるできごとが起こります。これまで貯金を切り崩しながら生活をしていましたが、2023年9月、ついに貯金が底をつき、来月の支払いがどう考えても足りないという状況になりました。ずっと「なんとかしなきゃ」と頭ではわかっていたものの、日々の忙しさから後回しにし続けてきたつけが、よりによってボーナスの減額が濃厚になったタイミングで回ってくる形となってしまいました。現実を突きつけられて初めてようやく自分ごとになり、重い腰を上げて収入や支出など本格的に見直すことにしました。その中で投資に興味をもち、お金に関する勉強を本格的に始めることになりました。

保険の解約返戻金で生き延びる

公立高校の教員時代に積立型のドル建て保険に加入していました。詳しい話はまた、別の記事で書こうと思っていますが、結論だけ言うとこの保険を解約したことで解約返戻金が振り込まれ、220万円のキャッシュを得ることができ、なんとか生き延びることができました。

-120万円の損失

上記のドル建て保険ですが、私も妻も契約していました。2人とも解約をしそれぞれ解約返戻金が振り込まれたのですが、実際に支払った金額に対して、私が-70万円、妻が-50万円の計-120万円の損失を出してしまいました。かなり痛い目に遭いましたが、投資に対して自分でも驚くほどにやる気に満ち溢れています。今は高い勉強代だったと捉えて、120万円をまずは取り戻したいと考えています。

私の投資の方針

現在色々な書籍やyoutubeなどを通してお金に関すること、投資に関することなどを勉強しながら実践をしているところですが、2023年10月現在での投資方針を記載しておきます。実践を重ねていく中で方針変更する可能性が高いことは予め断っておきます。

QOLは下げない

投資は継続してこそ価値があります。QOLが下がってしまうと、生活がしんどくなり、やる気が持続しないことに繋がるため、「QOLは下げない」ことを前提におきたいと思っています。

外食を完全になくすのではなく、週1回だったものを月1回にするとか、コンビニには極力行かずにスーパーで調達できるように生活フローを変えることでQOLを下げずに支出を減らすようにしたいと思います。

私は株投資、妻は投資信託をメインで行う

私と妻の性格を考えて、役割分担をしました。私は手間をかけてでも、投資により生活に潤いを感じることで継続できるタイプと自己分析していますので、配当金目当ての投資と株主優待目的の投資をやっていきたいと思っています。

妻は将来的な損得を非常に気にするタイプで、できるだけ何もしたくないタイプです。そのため、投資信託による長期間のほったらかし投資に向いていると思います。

株投資の方針

本来であれば「生活防衛資金として生活費の7.5ヶ月分をためてから投資を行うべき」と複数の書籍にかいてあるのですが、以下の2銘柄だけは最初に買っておき、長期保有したいと思っています。

① はるやまホールディングス(7416)

はるやまホールディングスは100株保有で6600円相当のネクタイとの引換券がもらえます。ネクタイが大好きでたくさん持っておきたい私にとって、5万円台でネクタイを毎年1本もらえる権利を得られるため非常に魅力的だと思っています。P.S.FAでも引き換えられるので、使い勝手も非常にいいです。

② 日本電信電話(9432)

NTTこと日本電信電話は株式が25分割されたことで1万円台で株主優待の権利を得られるようになりました。長期保有により、2段階でdポイントがもらえます。2年継続で1500ポイント、5年継続で3000ポイントがもらえます。毎年付与されるわけではないのと、2回目をもらったらそのあとはもらえないので、株価が大きく上がっていたりすれば売ることも考えるかもしれません。

上記2銘柄だけは株の練習の意味も込めて最初に購入して長期保有しますが、まずは生活防衛資金7.5ヶ月分を作ることを目標に、固定費の見直しや節約などに注力します。生活防衛資金の確保が実現できたら、原則として完全な余剰資金でのみ株式の購入を考えています。ここで、「毎月のお小遣いの残り+配当金+ブログ収益」を完全な余剰資金として定義しています。生活費を節約したことによる資金などは基本的には妻の投資信託への追加資金として運用を行います。

そのほかでいうと、株主優待目的のクロス取引にも興味があります。執筆している10月は対象の銘柄が非常に少ないので、3月など対象銘柄が多く難易度が低いと思われる頃に一度挑戦してみようと思っています。

投資信託での投資方針

妻の新NISAの口座で主に運用を行っていきます。妻の保険の解約で手元に戻ってきた90万円をまずは一括で投資信託に投資する予定です。まだまだ浅学な状態ですが、現状では全米株式インデックス・ファンド、全世界株式インデックス・ファンドを中心に購入して15年以上の長期運用をするため、90万円はなくなったものとして一切見ない状態にします。

ドル建ての保険をやっていたときもそうだったのですが、私はどのくらいの損得が出てるかすごく気になっていつも確認していました。一方の妻は「そういえばそんなのもやってたね」とやっていること自体を忘れてしまうくらい、ある意味才能があるので、投資信託についてはお願いしました。

目標としては月3万円を投資信託で積み立てていきたいと思っているので、節約や収入アップを実現していくことでそのための資金が作れるようにしたいです。それまでは無理のない範囲である月3,000円ずつの積み立てを行っていこうと思っています。90万円を毎月3万円ずつ積み立てたと考えると2年半分ですので、今から2年半後には月3万円積み立てられる状態にするのが目標です。

まとめ

私がこれからやることを宣言の意味も込めてまとめておきたいと思います。

① 「はるやまホールディングス」と「日本電信電話」は最初に100株ずつ購入し、長期保有をする。

② 新NISAが始まる2024年1月に投資信託に90万円を初期投資する。その後は月3,000円ずつ積み立て投資を行う。

③ 2年半以内(2026年7月まで)に毎月3万円ずつ積み立て投資ができるように生活を安定させる。

④ 生活防衛資金7.5ヶ月分(30万円×7.5=225万円)を確保するため、固定費の見直しや節約にまずは注力する。

⑤ 第2の収入源となるよう、このブログでの収益化を目指す。半年以内(2024年4月まで)に月1,000円稼げるようになる。

どうぞ、これからよろしくお願いします!

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